ジャム・マスター・ジェイ（Jam Master Jay 本名：ジェイソン・ミゼル 1965年1月21日生）［ヒップホップグループ「Run-D.M.C.」のメンバー］
ニューヨーク出身。1982年、ジョセフ・シモンズ（Run）とダリル・マクダニエルズ（D.M.C.）とで『Run-D.M.C.』」を結成。1983年に、シングル「It's Like That」でデビュー。1984年にリリースしたファースト・アルバム「Run-D.M.C.」は、100万枚以上のセールスを記録しゴールドディスクを獲得した。1985年に主演を務めた映画「クラッシュ・グルーブ」は、全米週末興行収入成績第2位を記録するヒットとなった。
1986年8月、エアロスミスのヒット曲「Walk This Way」をモチーフにした同名曲が全米チャート4位を記録。アルバム「レイジング・ヘル」の売り上げは、200万枚を記録した。
1993年以降は個々の活動が中心となり、ジャム・マスター・ジェイ個人としては音楽ビジネスの裏方として活動、50セントがスターダムにのし上がる第一歩を手助けした事が良く知られている。
2002年10月30日夜、クイーンズのスタジオでレコーディング中に、突然押し入った男によって射殺された。頭を撃たれて即死の状態だった。なお、目撃証言の不足などの理由から未だ犯人逮捕には至っていない。ラップ界において彼と敵対関係にあった者との抗争の末に殺害されたという説、薬物売買のトラブルで殺害されたという説などがある。
2002年10月30日死去(享年37)
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