鈴木健太 a.k.aケンタS（すずきけんた えーけーえーけんたえす 1990年生）［ヒップホップMC］
千葉県出身。K DUB SHINEにあこがれてラップを始める。2004年に長崎県佐世保市で発生した小6女児殺害事件について中学時代に作文を書き、それがきっかけとなって2006年に「今の世の中」を作詞しアカペラでラップをおこなっていた。
2007年9月27日、盗み目的で自宅に侵入してきた14歳の少年に包丁で頭と背中などを刺され、病院に搬送されたが、29日に多臓器不全で入院先の病院で死亡した。
事件後、母親が健太の歌が吹き込まれたカセットテープを発見。「健太の死を無駄にせず、多くの人に聴いてほしい」との遺族の願いを報道を通じて知ったK DUB SHINEがその内容に感銘を受け、音楽関係者らに呼び掛け、楽曲を製作することとなる。
2010年8月、iTunes Storeでデビュー曲「今の世の中」が初公開された後、2010年9月27日にはK DUB SHINE、宇多丸、CRAZY KENらとの連名でワーナーミュージック・ジャパンよりCDアルバムを発売しメジャーデビュー。発表直後、犯罪撲滅を願う内容のラップが新聞、テレビ等の各メディアで注目されとりあげられた。
2007年9月29日死去(享年17)
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