ボビー・リーチ



ボビー・リーチ(Bobby Leach 1858年生)
 [イギリス・冒険家]


 サーカスの曲芸を披露していたリーチは1911年7月25日、手製の樽に乗ってナイアガラの滝を下ってみせるという大スタントで史上2人目となる生還を果たし、一躍有名人になった。

 その挑戦で顎と膝を骨折し6ヵ月の入院生活を余儀なくされたものの命がけの冒険を成功させた知名度は抜群で、その後はレストランを経営し、1920年にはビリヤード場を作り、各地で奇跡の冒険について講演をして回るようになる。

 ナイアガラの滝下りを上回る冒険はできなかったが1926年、リーチは講演のために出かけたニュージーランドでオレンジの皮で滑って転び、その時骨折した足から感染症にかかってしまった。その感染症が原因で壊疽した足を切断したが、その2ヵ月後に合併症で死亡した。

 1926年4月26日死去(享年68)


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