アンディ・アイアンズ（Philip Andrew Irons 1978年7月24日生）［アメリカ・プロサーファー］
ハワイ・カウアイ島の出身。2002～2004年と3年連続ASPメンズワールドチャンピオンに輝き、ワールドツアーで通産20勝、ノースショアで開催されるトリプル・クラウン・オブ・サーフィンでは通算3度のシリーズチャンピオンに輝いた。
2010年10月30日より開幕した、ASPメンズワールドツアー第9戦リップ・カール・プロ・サーチに出場するために、プエルトリコ入りしていたが、体調不良を訴え、途中棄権して、急遽ハワイにへ帰国する事になっていた。帰国途中のダラス空港から、カウアイ行きに乗り継ぎする飛行機にアンディの姿は無く、心配した家族がホテルに連絡を入れたところ、すでにホテルの部屋で息をひきとっていたアンディをホテルスタッフが発見した。
死因はテング熱による感染症とみられている。一部では、メタドンの過剰摂取の疑いがあり、現場では他の処方箋と一緒に発見されたという話もある。メタドンはアメリカでは、麻薬常習者をヘロインから引き離すために主に用いられている。また鎮痛剤としても効果があり、テング熱の激しい痛みを抑えるために使用していたとの情報もある。
アンディは精神的な理由から 2009年の1シーズンオフを取ったことがあり、オーバードースだったという憶測も飛び交っている。私生活では2007年11月に結婚している。彼が亡くなった時、妻は妊娠7ヵ月であった。
2010年11月2日死去(享年32)
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